窓枠・窓サッシの雨漏り原因はコレ【雨漏り修理アメストップ】千葉市の雨漏り無調調査を紹介

強風の時だけ雨漏りする住宅の調査

千葉県千葉市にある戸建て住宅の雨漏り調査をご紹介します。

雨漏り修理アメストップでは千葉市の雨漏りも、調査から見積り作成まで無料にて対応しております。

建物は鉄骨3階建てのお住まいで、2階の出窓と、3階の引き違い窓から雨漏りしているとご相談いただきました。

壁に打ち付けるような雨の日だけ雨漏りするということですが、こういった「強風をともなう雨の日だけ雨漏りする」といったケースは多々あります。

窓枠の雨漏りで最初に見るポイント

雨漏り調査では、先ず室内の雨漏り箇所から確認します。

2階の出窓のアルミサッシ部分から雨漏りしています。

写真のように漏水・水滴が落ちる箇所にテープで目印してあると、調査の時に役に立ちます。

他にも雨漏りした時の写真や動画をスマホで撮影しておくのも有効ですね。

次に3階の引き違い窓の雨漏り跡を確認します。

木枠に雨染みが付いていて、最初に雨漏りしてから暫く経っていることが分かります。

1、2回ほど雨漏りした程度でここまで濃い雨染みが付くことは少ないです。

この2箇所の雨漏りする窓サッシの共通点ですが「同じ縦列に並んでいる窓」ということです。

風の弱い時は雨漏りしないということですが、念のため陸屋根にあがり屋上防水～手すり笠木なども確認しましたが、特に問題無さそうです。

窓サッシからの雨漏りの典型的な例

雨を垂直に受ける屋上防水では、風の強弱・向きで雨漏りするしないが左右されることは少ないため、雨漏り原因の本命と予想していた壁を点検します。

※積雪やゲリラ豪雨の時に雨漏りしてしまうようなケースでは、また見方は変わります。

やはりALC外壁にクラック（ひび割れ・亀裂）がありました。

1箇所だけではなく複数箇所にクラックがあります。

サイディング壁やALC外壁には必ずある「目地」も割れていることも確認、今回の雨漏りの原因は「外壁のクラック」で決まりです。

※目地＝外壁の継ぎ目。ほとんどの目地はコーキングで防水処理されています。

もちろん全てのケースにこのような見方が当てはまる訳ではありませんが、窓サッシからの雨漏りの典型例として参考にしてみてください。

専門業者以外の方やお客様自身で壁をチェックする時は、くれぐれも窓から身を乗り出したり、無理に高い位置までハシゴを掛けないように気を付けてください。

外壁が雨漏り原因の場合の修理方法

今回の雨漏りでは散水調査などは不要と判断し、お客様へ雨漏り調査の報告と修理方法について相談します。

①クラックや目地の補修
早くて安価に対応できるのは”コーキング補修”です。
クラックや目地をピンポイントに補修することで雨漏りは止まりますが、あくまで応急処置としての対応になります。

②外壁塗装
そもそも外壁のひび割れは、気温や湿度等による伸縮・地震や台風による揺れ・道路近くなら車の振動など、これら外的要因によることもありますが、基本的には「経年劣化」が主な原因となります。
やはり経年劣化している外壁では、部分的に補修を行っても、また次から次へと新たなクラックや目地切れが起きる可能性が高いため、しっかり直すためには”外壁塗装”が必要です。
外壁塗装の際には、目地やサッシ回りのコーキング工事、ひび割れの補修もセットで行います。

今回調査したお住まいは3階建てのため足場が必要ですが、部分補修だけのために足場を組んだ場合、補修費用よりも足場工事代のほうが高くなるため、費用対効果が悪くなってしまいます。

またクラックも多数見つかり、10年以上外壁工事を行っていない状況もあって、お客様も補修ではなく塗装工事で対応することにご理解いただきました。この日の現地調査時に外壁・目地の数量を測り後日お見積りを提出する流れです。